或いは回転する棺桶

アジャイルソフトウェア開発・IOS開発、デバッカー・

木は立ったまま眠っている

戯曲 死んだ眉

男 -やあ

女 -よっ

桜の木が揺れる 等間隔に

やなぎ ー世界は

雲が雲雀に突き刺さる

男、後ろを振り返る

誰もいない が 誰もいない

戯曲 二時三時 「虹」

笹木 揺れる楓の木の下で 振り返る と教室の隅

の黒板がみえる

笹木 もうそろそろ

椎名 なに?

笹木 卒業だね

椎名 うん

椎名 大福を食べる ローソンで買った

笹木 いろいろと・・・

ナ 空の向こうで雲が雲雀みたいに揺れる

本間 走ってくる

本間 よっ!

校庭で走ってでも来たのか,息が荒れている

笹木 どうしたん ホンマに

本間 ど,どうって

s

後半へ続く

f:id:gotogoto51045104:20190429155939j:plain まだ有名じゃない〈 三〉

春の悶えるような香りの中で金木犀の薫りを吸

いこんだ笹木はその薫りに驚いて噎せこんだ

遥か上空から旋回してくる鳥が睨みつけるよう

に目を開き樹にとまる

教室の黒板を引っ掻くような奇怪な音が響く

笹木,耳を塞ぐ

「な、なに」

kと呼ばれた少年が五月蝿そうに答える

「ただのノイズ音だろう」

予定,タスクバーとくに無し 始めたこと 掃除とか ストレッチ